製本所だより

『桐生和紙の仕事展』　の和本が完成しました。(*^^)v

10月1日(木)～5日(月)まで桐生のPENSEE GALLARYで桐生和紙の仕事展が行われます。

ただ一人の桐生和紙の紙漉き　橘三紀さん　からご依頼の展示に使う列帖装と和綴じを

製本させて頂きました。(*^_^*)

ちなみに亀甲綴じと麻の葉綴じです

紙漉き27年目の橘三紀さんの紙を　是非ご覧下さい。

『せっかく持ち歩くなら、素敵な御朱印帖がほしい！』

『なかなか手に入らない珍しい御朱印帖がほしい！』

そんな方に必見　(^O^)／

水上製本所の御朱印帖をご案内します

手漉和紙で列帖装の御朱印帖

※特徴　とても軽い　墨や朱印が美しい　ページを増やせる　開きがとても良い

列帖装とは数枚の料紙を半分に折って一括りとし、数括りの折目の部分を糸で綴じあわせたもので

針４本使って綴じる製法です。綺麗に開く事が出来てページを増やす事も出来るんです。

そこで店主に手漉和紙で列帖装の御朱印帖を作るきっかけを聞いてみたところ

『和紙好きの私は古文書などで墨で書かれた和紙をみるにつけて　その美しさに

魅了されてました。そこで手漉和紙の御朱印帖を作り御朱印を頂こうと思いました。

さて製本様式は何にしよう？四ツ目綴じのような和綴じはのどまで開かない・・・

大正時代から用いられている現在の蛇腹折帖には和紙は薄くてパルプなどをいれた厚い紙を使わないと

ダメだ・・・そこで平安時代から古今和歌集等の装訂に用いられた列帖装という糸かがり綴じを

用いる事にしました。紙は桐生の美濃版の小判を用い大きさはその四分の一（204ｍｍ×144ｍｍ）

で天と小口に手漉和紙の耳が出るようにしました。是非皆さんに手漉和紙の良さを知って頂きたいと

思い作らせて頂いております。』　

こうして水上製本所の手漉和紙で列帖装の御朱印帖が誕生しました。＼(^o^)／

先日　手漉和紙の御朱印帖を116ﾍﾟｰｼﾞ分増やす注文がありました。

そのお客様は最初から10折（116ﾍﾟｰｼﾞ）に追加されていたので　なんと！　232ﾍﾟｰｼﾞ！！

たしかに厚くはなりますが手漉和紙なので　なんと軽い事！

何故増やすのかお聞きしたら『札所の数にあわせて1冊にまとめたい』との事でした。

そして『御朱印を頂く際に半分位の方に《良い御朱印帖ですねぇ～》と声を掛けていただいて

とても嬉しいんです』と笑顔でお話をして下さいました。

　　　重量　335ｇ

　　重量　175ｇ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

通常は44ﾍﾟｰｼﾞ（4折）￥4400　追加は12ﾍﾟｰｼﾞ（1折）毎￥600　+　製本代￥2000なので

始めからﾍﾟｰｼﾞを増やして注文頂ければ製本代￥2000は頂きませんのでお得です。

例　寸法204×144　4折追加の8折→￥6800　　後から追加→￥4400+￥1600+￥2000＝￥8000　

確かに少しお高いですが“列帖装という製法”と“手漉和紙の軽さ”を一度ご覧ください。

ひと回り小さめの　寸法160×115　56P　￥4000　もありますよぉ　(*^^)v

お次は

『これから御朱印めぐりを始めたい！』

と思っている御朱印初心者の方におすすめの御朱印帖です。(=^・^=)

オリジナル御朱印帖

表紙の柄を選び中身のﾍﾟｰｼﾞ数を決め自分好みの一冊をお作りします。

天候により渇き時間がかかる事もありますが注文頂いてから60分位でお渡しできますので

散策する前にいかがでしょうか？　　寸法　182×122　（24P　￥1850～　60P　￥2480）

和紙ノート　

特殊の糊を使っています。是非ためしてほしいポイントはこちら　↓

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・180度キレイに開きます。

書く人も見る人もストレスがないんです。(^_-)-☆　寸法　160×110　￥1000

ボールペン、万年筆などでも綺麗に書けるのでノートとしてお使いの方もいらっしゃいます。

いかがでしたでしょうか？

御朱印めぐりをされている方、これから考えている方・・・

運命の一冊に出会えることを応援します　(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

和紙和綴マンガ　第七弾　『川越のお地蔵様』が発売となりました。

第一弾の ”妖怪” から始まり今回は ”お地蔵様” です。このシリーズは、

漫画家【伊賀太郎】さんの作品で全作川越が舞台となっていて知っていそうで

知らなかった川越が分かってしまいます。和紙和綴なのでタイムスリップした気分で

読書はいかがですか・・・（　＾ω＾）・・・

第一弾　川越妖怪伝説

第二弾　川越妖怪伝説弐

第三弾　川越にナニか妖怪

第四弾　喜多院七不思議

第五弾　川越城七不思議

第六弾　川越と狐　　　　　　　　　　　税込　￥５００

人気のミニサイズはもうしばらくお待ちください。

       商品名　なんでもカバー

当店は、ご存じの通りすべて一つ一つ手作りなのですが、

●沢山作っているうちに出来てしまった『訳アリ』商品

●注文サイズの試作品　

などなど格安で店頭に置いてみました。お買い得となっておりますが柄もサイズも色々なので

まずは試着をお勧めします。

宝さがし気分でお気軽にご来店を・・・おまちしております。(=^・^=)

和紙を天日に干す時大切なのは☀お日様☀です。フランスで売り出した和紙のノート❝ＵＫＩＥ❞の表紙用の和紙を今、小川町の久保製紙さんで作って頂いてます。昨日は板干し作業でした。暖かい日差しのおかげで２時間ほどで乾燥が出来ました。そんな和紙作りに向いたお天気の日を『ぴっかり千両』と言ったそうです。

まさに昨日は『ぴっかり千両！ヽ(^。^)ノ)

❝よご❞と言うのは、和紙を漉く前作業で取り除かれた　表皮や筋などのゴミ扱いされるものです。　先日伺った小川町の久保製紙さんで見た『取りよご紙』のその表情と丈夫さに引き込まれました。天日干しされた板目の跡と❝よご❞が素敵な表情を作っています。板目を消さないように製本しました。

列帖装朱印帖

表紙 : 取りよご紙

本文 : 桐生和紙　４４頁

￥４,４００ （税込み）

いつも水上製本所をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

緊急事態宣言に伴い当面の間、臨時休業とさせていただきます。

再開の時期が決まり次第連絡いたします。

お客様と会える日を従業員一同、楽しみに自粛します。

　　　　　　　　　　　ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

いつも水上製本所をご愛用いただき誠にありがとうございます。(^-^)

新型コロナウイルスの影響で店頭を開けっ放しに出来ない日は休日と

させていただきます。お立ち寄り予定のあるお客様は面倒ですが

電話で営業の確認をお願い致します。☎049-226-3452

ご迷惑をお掛けしますが今後とも水上製本所を宜しくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　＼(^o^)／

・・・新型コロナウイルスが早く終息するよう願うばかりです・・・